日オランダの紹介の際に、少し話題にした同性婚についてですが、

26日、アメリカの全州において、
同性の結婚を正式に認める判決が下されました。


オランダの話から同性婚について知りたい時はコチラから
http://blog.livedoor.jp/zuzurelli/archives/35063357.html



オランダの話をした時に、
同性婚を法で認める事はいずれ世界的に広がりを見せるだろう、
と予想していましたが、いずれどころかたちまちになるかもしれません。

いままで、アメリカは同性婚を認めている州と認めていない州がありました。

それが、今回多数決により、僅差ではありますが、
全州において、同性婚を認めないということは、法律によって罰せられるという制度ができたのです。

すなわち、全米で同性愛による結婚が、普通の結婚と同じように権利が与えられたということになります。


世界の大国であるアメリカでこの法案が認められたということは、
一つの基準が固められたという事です。


今現在、正式に同性婚が認められている国は、20か国程です。 ※間違ってたらすみません
まだこれだけしかありません。
以前紹介したオランダは、2000年に世界で初めて、正式に認めました。
オランダに影響されてか、ヨーロッパが圧倒的に多いです。
残念ながらアジアは0・・・(宗教なども関係あるんですかね・・?)

同性結婚は正式に認めていないにしろ、普通の結婚と似たような権利を保障するという、
同性パートナーシップ法という形で、認めている国もあります。


やんわりと認めている感じですかね。20~22か国ほど

あとは、国では無いけど、一部の州や街で認めているという所もあります。

日本はまさにそれです。

日本は渋谷でのみ、同性パートナーシップを今年認めました。


※上記の内容、間違っている可能性もありますので、しっかりと頭に入れたい時は、
ウィキペディア等で調べることをおすすめします。


このように、同性愛の結婚は、世界的には少数派です。
いまだに、議論している国はたくさんあります。

ですが、アメリカで正式に認められた事は、とても大きなことです。
少数派だったが故に、いまだ議論していた国が、
「アメリカで認めたのなら、私たちの国も認めるべきか」
という、流れになることは間違いないでしょう。

アメリカのオバマ大統領はこう言いました。
『これはアメリカにとっての勝利だ!
自由で平等な社会に向けた大きな前進だ!』



僕は、オランダの思想が好きで、自由で自己責任な思想が自分にも合っているため、
このような前進は、とても勇気ある素晴らしいことだと思っています。


どんな前進にも、問題は、必ず後々ぶつかっていくとは思いますが、
それは社会全体で協力して補っていけば、いずれは解決するものです。



■ただ、個人的に不安があるとすれば、1つ目は子孫問題です。

同性で問題があるとすれば、2人の間に子供は生まれないのは確実です。
とはいえ、現在は、養子や第三者による受精によって生まれる子供の授かり方は可能だと思います。

ですが、その子供が成長した時に、子供はどう思うのでしょう。
同性婚が認められたのは大きな前進ですが、
人間というのは、すぐに考え方が変わるかといったら、それはNoだと思います。

つまり、なんらかの差別を受けたり、ショックを受けたりしないだろうか と心配になります。


日本に置き換えてみたら、以前話題になった【悪魔くん】問題。
生まれてきた赤ちゃんの名前を悪魔と名付けようと申請したら、市役所で却下された ニュースです。

もし、あれが認められていた場合、名付け親は、きっと喜んだでしょう。
ですが、子供は将来どうなっていたでしょうか・・?

子供の将来を考えれば、この市役所の判断は正しかったのかもしれません。

同性婚も形は違えど、似てるのではないでしょうか。
同性愛の当事者2人は、とても嬉しいでしょう。
ですが、その親や兄弟は他の人にどう思われるでしょうか。

もちろん、法の下で差別は罰せられますが、完全に払しょくするには時間がかかるでしょう。

だから、当分はつらい思いをする人が出てくるかもしれません。




■2つ目は詐欺問題です。


これは、あんまりうまく説明できませんが、結婚詐欺というのがあるくらいです。
友人と同性結婚して、税金安くしたり・・・なんて考える人も出てきたり・・・思い込みすぎですかね(笑)


でも、まぁこの考え方自体が、差別なのかもしれません。反省しなきゃですね。



日本も、いずれ変わるのでしょうか?わかりませんが。

この件に関しては、賛否両論があるのは当然の事です。
今の幸せ未来の幸せ、いろんな視点で考えなければならないからです。


そのうえで、アメリカは大きな一歩を踏み出したのです。
この一点に関してのみ、僕はとても素晴らしいことだと思っています。



アメリカは、一つの基準にしてモデルです


今後どうなっていくかに期待したいですね★★


同性愛


レインボーは同性愛のシンボルカラーです





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