日は英語ではなく、ロシア語の音楽を紹介したいと思います。

ロシア語の音楽と言っても、国歌です。

以前、オーストラリアの国歌を紹介しましたが、
それのロシアバージョンです。
(オーストラリア国歌のブログページはこちら)

当然ですが、歌詞はロシア語で、発声もロシア語です。
でも、自分は国家の音楽では、数ある国家の中で、今の所1番好きです。

今後も、いろんな国の国歌を紹介するつもりですが、
本日は、個人的にお気に入りの2つの動画をご覧ください。

子供バージョン
※歌詞はウィキペディアより、転載しています
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

Россия — священная наша держава,
Россия — любимая наша страна.
Могучая воля, великая слава —
Твоё достоянье на все времена!

От южных морей до полярного края
Раскинулись наши леса и поля.
Одна ты на свете! Одна ты такая —
Хранимая Богом родная земля!

※サビ-----------------------------------------------------------
Славься, Отечество наше свободное,
Братских народов союз вековой,
Предками данная мудрость народная!
Славься, страна! Мы гордимся тобой!
-----------------------------------------------------------------

Широкий простор для мечты и для жизни.
Грядущие нам открывают года.
Нам силу даёт наша верность Отчизне.
Так было, так есть и так будет всегда!

※サビ くり返し

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【和訳】

ロシア、聖なる我らの国よ
ロシア、愛しき我らの国よ
力強き意思は、大いなる光栄は
汝が持てる物は世々にあり!

南の海より極地の果てへと
広がりし,我等が森と草原よ
世界に唯一なる汝、真に唯一なる汝
神に守られた祖国の大地よ!

※サビ-----------------------------------------
讃えられて在れ、自由なる我らが祖国よ
幾世の兄弟なる民族の結束よ
父祖より授かった民族の英知よ!
国よ讃えあれて在れ!我等汝を誇らん!
-----------------------------------------------

夢が為生きるが為,遮らぬ自由を
来たるべき時は我等にもたらす
祖国に対する忠誠は我らに力を与える
それはかつて、今も、そして常に在り続けん!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

大人バージョン(一般的な方)もどうぞ

こちらは、ロシアの歌詞を英訳していて、発音もローマ字化しています

いかがでしたでしょうか?

もう、いかにもロシアって感じの国歌ではないですか?
うまく表現できませんね。

広大さと、迫力、また美麗さも加えて、
とても耳に優しい旋律なのですが、気迫もあるというか・・
子供バージョンは、ピアノが主なメロディーですが、ピアノだとこんなにも癒される音楽に、
はたまた、一般的に知られている2つ目の国歌は、
とにかく世界一広大なロシアといわんばかりの圧倒的な迫力。

※もちろん、僕は日本の国歌も大好きです 前も言ったけど、隣の芝生は青く見えちゃうのよ

子供も大人も、口を大きくして誇りをもって歌っています。
とっても素敵ですよね。
サビの部分(実際は、そんな区切りはないのですが) に近づくほど高音になるのも良いです。
盛り上がりの部分が、はっきりとしていてとても歌いやすく、
特に女性の高音が響くのが、この音楽の惹きつけるところなのかなと思います。

歌詞の意味が分からなくても、音楽そのものの美しさが表れているので秀逸だと思います。

実はこのロシア国歌は、ソビエト連邦時代からこの音楽を使われていました。
ソ連崩壊後、ロシアと変わりましたが、1時期は新しい国歌が採用されましたが、
広大なイメージと圧巻の迫力を兼ね備えた、ソ連の国歌が好きな人が多く、不評だったらしいです。

ですが、ソ連時代の歌詞を使うことはできないので、最終的に、現在のロシアの国風に合うように、
ソ連の国歌から歌詞を作り変え、現在の国歌に落ち着きました
これが、ロシアの国歌のルーツです。

冒頭でも言いましたが、これからもちょくちょく、いろんな国の国歌を紹介します。
国歌には、国民性とその国の歴史が見えてきます。

国を知れば、国民の生き方も見えてきます。歴史を知ることで、
その人たちの性格の起源も見えてきたりします。

相手を理解できれば、お互いの違いを受け入れて、ケンカや差別をなくせます。
言葉で言うだけなら簡単なんですけどね。

本日も、見てくれた方ありがとうございました。
※もし、少しだけロシア語を知りたい方は、下に記載しますので、良かったら読んでください。



さて、本日はロシア語を紹介しましたが、
実は、英語を覚えようとした矢先、ロシア語に一時浮気したのが原因です(笑)

2013年9月 東京オリンピック2020開催決定 で英語を覚えようと勉強していましたが、
2014年2月 去年のソチオリンピック覚えていますか?

またオリンピックネタで申し訳ありませんが、その時日本も一過性のロシアブームになりました。
そして、タイミングよくロシア出身の知り合いもできて、ロシア語も同時に覚えたい!と思ったのです。

しかし、二兎追う者は、一兎も追えず・・・ 両立はとても難しく、頭に入りませんでした。
同年9月、オーストラリアに行く事を決めた際に、一旦ロシア語習得は休止しよう
ということで、現在に至っています。

とはいえ、それでも基礎はみっちりロシアの知り合いに教えてもらい、
スペルを読む、書くことだけはできるようになりました。

はっきり言って、読むのは英語より簡単です。
規則性はローマ字に似ています。
アルファベット一個一個の読み方さえわかれば、あとは多少の規則性を守れば読めます。

英語だとReadの単語1つでも、現在形 リード、 過去形 レッド と違いがあります。
Fight Light Eight それぞれ、ファイト、ライト、エイトですが、
なぜ【gh】が必要なの!? とか思ったりしませんか?

ロシア語には、そうゆう紛らわしいものはありません。
だから読むのは簡単なのです。

でも簡単なのは、読む規則性のみ


これが、ロシアのアルファベット一覧です

英語よりちょっと、多いですね。
左側に、一般的に使われる大文字と小文字、
そしてその隣の大きな文字は、筆記体の大文字小文字です。

さてさて、なんかいろいろツッコミ所満載ではないですか?

・パッと見Rが反対になっている!!
・Nも逆やん!!
・(゜д゜)顔文字の、よく使われるдってロシア語だったの!?

的なね(笑) すでにややこしいです。
ですが、筆記体を覚えようとすると、ややこしさがさらにMAXレヴェルに達します。

д←これの読みはデーです。英語のDと使い方は似ていますが、
筆記体の小文字を見て驚くこと無かれ、なんとgです。

またって文字ありますよね?これはテーと読みます、
これは英語のTと使い方は一緒ですが、またまた筆記体の小文字っっ なんでm!?

さらに、Nの反対になってる文字 иですが、筆記体がu !!!

読みも、恐ろしいです。
さっきのиはエヌではありません。イーです。

はピーではなく、なんとエル

ピーの代わりの文字は、なんと左隣にある、П しかもその筆記体小文字がn・・・・

ロシアのは、ワイではなく、ウーと読みます・・・

最後に、Rの反対文字 яアールじゃなくて ヤー・・・

ちなみに、僕が、赤で書いた母と子は、それぞれ母音子音という意味です。

そのため、例えば【Py】これを読んでとなると 答えは ピィー!
じゃなくて ルー になるんですよ、頭こんがらがるでしょう?

筆記体で【mu】なんて書かれた暁には、どう考えてもムーって読みたくなるでしょう?
しかーーーし、答えは チーなの。

こんなんありえないでしょ。アメリカとロシアが、いまいち仲良くなれないのは、
こうゆう言葉のややこしさも一枚かんでると思う今日この頃です。

最後に、【икра】 これ読めますか?

答えは、イクラです。 イクラの語源はロシアです。


日本のお隣は、韓国というのが一般的ですが、実は最も身近なお隣はロシアです。
北方領土からんで、今現在も対話は行われていますが、北海道は結構ロシア語も、
広く使われています。

北方領土問題は、今なお続いてますが、現在安部総理がこの争点の落としどころを探っている最中です。

例えばですが、樺太の南半分は日本の領土、北半分はロシアと決定した場合、
日本にとって、唯一の陸続きの国境が出来上がるわけですよ。それがロシア。

もし、これが現実になった場合、
日本にとって覚える優先順位が英語よりもロシア語に逆転すると思っています。

もちろん、これはまだまだわかりませんがね。

それでは本日はここまで!


ここまで、読んでくれた方は本当にありがとうございます(*^。^*)


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック