【Lyric Art】リリックアート 洋楽の歌詞・和訳解説 (*´∀`*) フリートーク有り

※2018・5.21※ 【ブログ名変更しました】
 [過去ブログ名] zuzurelliの洋楽歌詞の和訳と擬人化のブログ
ここでは、主に洋楽の紹介や、歌詞の翻訳を行っています。
また、個人的に大好きなCimorelliというグループを紹介しています。
あと、洋楽の紹介と同時に、直感的にイメージが沸いた絵を掲載しています。   
その日の気分により、絵の画風が変わりますが、 ぬるい目で見守っていただけたらと思います・・

Tag:讃美歌



日は誰もが聴いたことのあるこの曲を紹介します。


上の動画には音楽のみしか入っていません。

ですが、この動画を見てなんの映画かは一瞬でわかったと思います。


レオナルド・ディカプリオ 主演の感動の超大作
【タイタニック】です。


タイタニックといえば、それこそみんながご存知の曲がありますよね。
セリーヌディオンが歌った【My Heart Will Go On】

これぞ名曲にふさわしいって感じの音楽でした。


この映画が上映された時は、一時タイタニックブームが巻き起こりましたね。
でも僕は当時、中学2年生


あのとき、自分は洋画には興味が無く、同時期に上映された日本の映画
【もののけ姫】


こちらにぞっこんでした。


あの時は、たしか夏でしたね、どちらも映画館では大人気の映画になってまして、
日本でその年、どちらの映画がより多く客が入ったかというデータの結果が、

もののけ姫より、タイタニックの方が多くて、自分は大変ショックを受けた、
苦い思い出があります。


ですが、高校生になって、とあるきっかけがあって友達とタイタニックを見たんですよね。


そしたら、

涙ボロボロ・・・・(;_;)


ここまでかってくらい感動してしまって、
タイタニックのビデオを購入して、
何度となく観た青春時代がありました。


だから、この映画には思い入れがあります。

そして、この曲の本題ですが、
当時僕の中で、一番感動した部分が、この曲の場面だったのです。


映画では、タイタニック沈没でパニックになっている乗客たちを、
少しでも気を和らげようと、楽器奏者4人が、この曲を演奏しました。


これはのちに知ったことなのですが、
なんと実話だったのですね!


今にも死ぬかもしれないという時なのに、
きっと誰も聞いてなんかいない状況かもしれないのに、
少しでも周りの人たちの為を思って演奏するその姿に、
いろいろ考えさせられてしまいました。


映画では、この音楽が流れている時、
主要の人物の、最期の時のワンシーンや、
一般の乗客の、最期のひとときが映し出されます。


その一人一人の感情が、モロに伝わって、
当時の僕は、人前で涙を見せるのは恥ずかしかったので、
部屋で、ヘッドフォーンをして、この音楽とシーンを、
何度も1人で見聞きしていたものです。

残念ながら、実話の演奏者4人は、全員死んでしまいました。
もはやこれは殉職といってもよいかもしれません。



さて、映画の話はここまでにして、

この音楽のタイトルは【Nearer My God To Thee】といいます。

はて?なんだか見慣れない単語がありますよね。
『Nearer』『Thee』です。

単直に訳せば
■Nearerは【近う】 日本で考えるなら、昔の殿様が「近うよれ」と家来に言う感じ・・・かな?

今の英語で訳すなら『Near』です。 これなら【近く】という意味で理解できるかと思います。
ただしNearよりNearerの方が、より近いイメージです。

■Theeは【汝】 なんじと読みます。よく聖書を翻訳する時などに使われる言葉ですね。

ではそもそも汝とはどうゆう意味か。
汝とは、『あなた』を表します。
ですが、これは目上の者が、下の者に使って見下す言い方ですので。
『おまえ』という表現が近いのかもしれません。

現代版英語では『You』のようなものです。

この言葉はいわゆる昔の言葉で、日本語でも古文があって、
今の日本人が、一瞬で解読できないと同じで、

今の若い海外の人も、この音楽の歌詞や、
讃美歌諸々の語訳は難しいようです。


実際に、海外の人に理解できるか聞いてみたら、
ちょっと難しいって答えが来ました。



『月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり』
これは有名な古文の初めの一小節です。

聞いたことはあると思います。
ですが、意味はわかりますか?

日本人でも、かなり悩んでしまうのですから、
この文を、例えば海外の人が、英語に翻訳するのは、
さぞ大変だろうと思います。



だから讃美歌を日本語訳するってのは、
つまりはそうゆうことなのです。


【Nearer My God To Thee】
これを現代英語に訳するなら、僕なら
【Nearest My God To You(Me)】と翻訳します。
(Nearest は Near の最大級)

一応、このタイトルには
『主よ、御許に近づかん』という公式の和訳があります。

主というのはMy God を指します。
御許というのは、いわゆる汝、おまえ、聞き手であるあなた自身です。
My God というのは、あなた自身の主という事になります。

ですから、自分自身をへりくだっている表現でTheeなのです。
(上司ならともかく神が相手ですからね・・)

現代版に訳せば
【神様、私めにお近づき頂戴ませ】

こんな感じでしょうか?・・・・正直考えるほど、正確な表現がわからなくなってきましたが・・


という訳で、前置きが長かったですが、
実際はどんなふうに訳されているのでしょうか?

※今回は、下手に翻訳して、間違うと申し訳がないので、
ウィキペディアに載っている公式翻訳を載せたいと思います。


↑こちらの動画は、少々軽やかなPOP調の音程ですが、
発音がしっかりしているので、この動画を載せました★


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Nearer, my God, to Thee, Nearer to Thee
E'en though it be a cross That raiseth me
Still all my song shall be

Nearer, my God, to Thee
Nearer, my God, to Thee,Nearer to Thee



Though like the wanderer, The sun gone to dwon
Darkness be over me, My rest a stone
Yet in my dreams I'd be

Nearer, my God, to Thee
Nearer, my God, to Thee,Nearer to Thee



There let the way appear, Steps unto heaven
All that thou sendest me, In mercy given
Angels to beckon me

Nearer, my God, to Thee
Nearer, my God, to Thee,Nearer to Thee



Then with my waking thoughts Bright with Thy praise
Out that Thou stony griefs Bethel I'll raise So by my woes to be

Nearer, my God, to Thee
Nearer, my God, to Thee,Nearer to Thee



Or if on joyful wing, cleaving the sky
Sun, moon, and stars forget, Upward I fly, Still all my song shall be

Nearer, my God, to Thee
Nearer, my God, to Thee,Nearer to Thee

Nearer, my God, to Thee,Nearer to Thee


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

フランダースの感動のシーンもこの音楽でした (;-;)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【和訳】


わが神よあなたのおそばに、あなたのおそばに。
たとえ、それは自らを高く上げる十字架であろうとも
 なおのこと、わが歌のすべては必ずや

「わが神よあなたのおそばに、わが神よあなたのおそばに、あなたのおそばに。」となるだろう。



さすらい人のようであって、陽が暮れて、
 暗闇がわが上にあっても、わが休息は一つの石である。
わが夢のなかでさえ、私は

「わが神よあなたのおそばに、わが神よあなたのおそばに、あなたのおそばに。」とありたいと思う。



そこにその道が現れた、天国への階段
あなたがわれに送られたものは、憐れみの中で与えられた。
 天使達がわれを

「わが神よあなたのおそばに、わが神よあなたのおそばに、あなたのおそばに。」へと招く。



目覚めた思いと、あなたの賛美により輝く、
わが石のごとき嘆きのゆえに、われはベテルを高く上げる。
それゆえ、わが苦しみにより、われは

「わが神よあなたのおそばに、わが神よあなたのおそばに、あなたのおそばに」となるものである。



すなわち喜びの翼の上で、われは空を切り裂く。
 太陽、月、そして、星々を忘れ、空高くわれは舞い上がる。
なおいっそう、わが歌のすべては、

「わが神よあなたのおそばに、わが神よあなたのおそばに、あなたのおそばに」になるだろう。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

いかがでしたでしょうか?
いかがでしたも何も、
全く意味が分かりませんよね(笑)


僕もサッパリです。

公式の翻訳といえど、古文の英語バージョンを、完璧に翻訳するのは至難の業という事です。

まぁ、とにかく
神にお近づきになりたい
という想いが最大級に込められた賛美の歌という事だけはかろうじてわかります。


讃美歌はとても、甘美で素敵なメロディーで、言葉や意味が分からなくても、
なぜか感動できる、癒される何かを持っています。


自分がキリスト教だったら、もう少し深く翻訳できたかもしれませんが、
今の自分のレベルでは、音楽で感動するのがやっとです。

この音楽は、海外の人は、人によっては涙を流すほどありがたみのある曲のようです。


きっと、歌詞が本気で伝われば、私たちもそのように感じることができるのですが、
感じることが難しいので、
その時は、是非タイタニックを最初から見て、この音楽を改めて聞いてみてください!

映画と、歌詞は実際の所、あまり関係がありませんが、
涙が止まらないでしょう!


僕にとって、この曲はタイタニック感動曲です  爆


・・・という訳で、讃美歌の紹介もとい、タイタニックと僕の出会いのエピソードの紹介でした(笑)

god to thee

神々しい女神様を描いたつもりです(・o・)




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注【感動注意】


イケメンな4人に酔いしれろっっ!!

彼らはIL Divo(イル ディーヴォ)といいます。
主に、讃美歌や誰もが知っている昔ながらの歌を、コーラス形式で歌う、
正統派アーティストです。なにより、そのカッコ良さから女性から大人気!!
そして僕も、彼らが大好きで、詳しく説明すると1日かかっちゃうので、
機会があるときにピックアップして紹介しますね★

このPVはイタリアのコロッセオでのライブで歌っています。
僕は、これを初めて見たとき、あまりのシチュエーションの美しさに背筋がぶるっとなっちゃいましたよ。
あの夕方なのか朝方なのかわからない幻想的な空。そしてバグパイプのなんと美しきことか・・・・
そして、曲調が変わる瞬間のインパクト! 
これを生で鑑賞した人が本当にうらやましい。
・・・・・おっと、熱くなってしまった

さて、本日の音楽は、有名も有名。歌詞がわからなくてもなんとなくわかるような気がする音楽。
Amazing Grace (アメージング グレイス)です。
海外の讃美歌ではトップ5に入るほどメジャーで誰もが知っている曲です。

パイプオルガンの、いかにも教会って感じの甘美なメロディーは、
歌詞の意味が分からなくても、癒されますよね。

日本人は英語が苦手だから、この歌詞も聞いただけではわからないっていうのは、結構普通です。
でも海外の人は歌詞が英語だから意味を理解してるって思うでしょ?
実はそんなこともないのです(笑) たぶん知っていてもなんとなくだと思います。

日本の感覚で言ったら【君が代】に近い感覚でしょうね。
歌えるし、歌詞も知ってる。 だけど歌詞の意味はわかんなーい。 
年が若いほどこの現象が強いかと・・

歌詞の意味が分からないのは、当然っちゃあ当然! だって言葉が昔の言葉なんだもの!
そう言い訳したくなりますよね。実はAmazing Grace も同じ現象が起きてます。
海外の人も、あまり意味は分かってない人が多いです(笑)
もちろん英語にも、昔の言葉っていうのがあるんですよ。

さてさて、前置きが長くなりましたね(^_^;)
まずは上のPVを見て、その雰囲気に浸ってください★

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

Amazing Grace, how sweet the sound,
That saved a wretch like me.
I once was lost but now am found,
Was blind, but now I see.


T'was Grace that taught my heart to fear.
And Grace, my fears relieved.
How precious did that Grace appear
The hour I first believed.


Through many dangers, toils and snares
I have already come;
'Tis Grace that brought me safe thus far
and Grace will lead me home.


When we've been here ten thousand years
Bright shining as the sun.
We've no less days to sing God's praise
Than when we've first begun.


Amazing Grace, how sweet the sound,
That saved a wretch like me.
I once was lost but now am found,
Was blind, but now I see.

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【和訳】


アメージング グレイス
何て美しい響きなのでしょう
私のような人間でも救ってくれる
途方に明けくれ、見失っていた私を
神は救いの道を差し伸べてくれた
今までは見えなかったのだけど
今はそれが見えるのです


神の恵みは私に教えてくれた、恐れる心とやらを
そして、祈りは心から恐れを解き放った
なんて素敵なのでしょう
信じる事を始めた時の神の恵みとは


今までたくさんの危機や苦労、誘惑があったけど
神の恵みが、私を困難から救ってくれました
そして祈りは、私を天国へ導いてくれるでしょう


私たちは、1万年も経った時には、
明るい太陽のように輝きます
私達は、最初に祈り始めた時以上に
神を称える祈り(歌)を止めることはありません。


アメージング グレイス
何て美しい響きなのでしょう
私のような人間でも救ってくれる
途方に明けくれ、見失っていた私を
神は救いの道を差し伸べてくれた
今までは見えなかった 
けれど、今はそれが見えるのです
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


いかがでしたでしょうか。
この歌は、たくさんの人達がカバーしています。
それゆえに、100人歌えば 100通りの歌い方、歌詞になります。
上記の歌詞は、あくまで Il Divoが歌った歌詞を翻訳しています。
実際の歌詞は、もっと長いです。

あまりに、昔の歌ですので、僕も最初、以前からあるこの歌の翻訳を調べたのですが、
なんというか、どれもこれも言葉が堅苦しく、ほとんどの人が、元あった堅い言葉をコピーして
翻訳しているということに気づきました。

だから、言葉そのものの翻訳というより、いかに今の人達に伝わるかに重点を置いて翻訳してみました。
タイトルの ※翻訳 最新版 という表記は、そういう意味です。

翻訳でもAmazing Grace をアメージング グレイスとカタカナ表記にしたのには、意味があります。
この言葉は意味を言うなら【素晴らしい恵み】みたいな表現なのですが、
歌詞を紐解いてみると、言葉そのものの響きがなんて素敵なんだ!と解釈して良いと思うんです。

日本的に解釈するなら、
飛天御剣流 天翔龍閃!!!!!!!!!!
(ひてんみつるぎりゅう あまかけるりゅうのひらめき!!!!!!!!)
おほっ!!なんてかっこいい響きなんだ!  
 ・・・・といったところです  あ、るろうに剣心ね(笑)

あと③の歌詞にHomeという表記がありますが、普通に訳せばなのですが、
これは、神様にとっての家を表現しています。 ・・・となるとこのHomeは天国と解釈して良いと思います。

まぁ歌詞を訳しては見たものの、なーーんとなく皆さんは雰囲気で理解していたと思います。
この歌詞を一言で表現するならば「信じる者は救われる」 ですかね(*^_^*)

今度機会があれば、僕の大好きなIl Divo の紹介でもしたいと思います。
本日も見てくれた方、ありがとうございました★



 


恒例化しつつある洋楽の擬人化・・
なんか、PCで絵を描くの慣れてきました♪♪


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